これは、入賞時提出物に関する基本的なガイドラインです。 提出物についてはコンペティションごとに個別のルールを定める場合がありますが、その場合を除き本ガイドラインに則った提出物作成をお願いします。 コンペティション参加にあたっては、以下の提出物が必要になることを前提に、投稿ファイルに紐づく必要な情報を保存しておいて頂くようお願いします。
入賞時提出物は以下2つです。
ソリューションの概要説明資料
コード、モデル、ドキュメント
ソリューションの概要説明資料は、コンペティションホスト向けのプレゼンテーション資料としても活用されます。 ホストの要望に応じて、1時間程度のWeb/Telミーティングを設定し、入賞者様からのプレゼンテーションを行っていただくようご依頼する場合があります。
ソリューションの概要説明資料 ソリューションの概要説明資料を、Word, PowerPoint, Pages, Keynoteのいずれかの形式で、日本語または英語で作成してください。 資料は、技術的なバックグランドを持つ人・持たない人の両方に読まれる可能性があります。双方にとって参考になる資料を目指してください。 基本的には、以下のガイドを参考に作成してください。ただし、すべての項目が必ずしも含まれている必要はなく、ご自身で新たな項目を追加して頂いても構いません。
コード、モデル、ドキュメント 以下のアイテムをzipファイルにまとめて提出してください。
コード、学習済みモデル、データ (Nishikaからダウンロードできるデータは不要です)
README.md ディレクトリの最上位にREADME.mdファイルを作成してください。 READMEファイルには以下の情報を含めてください。
requirements.txt
ディレクトリの最上位にrequirements.txtファイルを作成します。サンプルファイルはこちらです。これは、Pythonであれば**pip freeze
**、Rであれば **devtools::session_info()
などで生成できます。pandas==1.0.1
**のように、使用されるすべてのパッケージの正確なversionを指定してください。正しいパッケージおよびversionが指定されていれば、Dockerfileとして提供頂いても構いません。
directory_structure.txt
ディレクトリの最上位にディレクトリツリーを作成します。サンプルファイルはこちらです。ディレクトリ最上位からLinuxコマンド**find . -type d > directory_structure.txt
**を実行して生成される形式などを推奨します。
settings.json このファイルは、ローデータ、学習データ、テストデータ、モデル、および出力先ディレクトリへのパスを指定するものです。サンプルファイルはこちらです。settings.jsonが、以下のように機能することが理想的です。
entry_points.md コードを実行するコマンドのリストです。 前処理を行うコード、学習を行うコード、予測を行うコードを分離して、コマンドを実行できるように構成することを推奨します。 例えばPythonの場合、以下のようなリストが考えられます。
python preprocess.py
python train.py
python predict.py
Configurationファイル
必要な設定ファイルを**$ HOME/.keras/keras.json
**のような形式で作成します。READMEファイルには、これらのファイルは何か、どこに配置する必要があるかの説明も含めてください。
制定日:2020年4月22日